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メジャーとインディーズ

Drawing:1029
2006 1029


メジャーの下にインディーズがある。と考えている人が少なくないようだけれど、
どちらが上でも下でもなく、やり方や、役割の違いがその間にあるだけだと思う。
だから、インディーズの人間がメジャーの真似をするのは見ていて辛い。
それより、インディーズだからこそできることをやって欲しい。

ただ、日本の現状は、メジャーの人間の方がいろんな意味で意識が高い。
そういう意味で、本物のアンダーグラウンドやインディーズというのは、
日本には殆ど存在していないのかもしれない。

本当は、メジャーでもなんでもどうでも良いんだけど。
意識を高く、自分にとっての良い作品をつくるだけ。









Giovanni Allevi

Poster for Giovanni Allevi

浜離宮ホールにて

Poster for Giovanni Allevi

日本中インフルエンザが流行っているようで、
自分の周辺にもその危機が迫っている。
ここ1、2週間、電車に乗った途端に咳が出てきたり、
具合が悪くなることがある。なので、明日からはマスクをすることも考えている。
そう見えないのがちょっとした不幸だけれど、実は自分はとても繊細にできている。
先月中旬にはパニック症候群に再びなりそうになり、怖い思いをした。

Giovanni Allevi

さて、イタリアでは知らない人がいないというほどに国民的スターのGiovanni Allevi。
彼が今年も来日することになり、現在、そのツアーに関係するものをデザインさせて頂いている。

まだ経験不足なので、自分らしいデザインというものよりも、
「普通」のデザインをすることを意識している。




人生を生きるセンサー

Geskia!"Alien"
Geskia! 2011


去年の暮れに某制作会社の社長と食事をする機会があった。
同じ年月を生きてきて、こんなにも人の人生というのは色々なのかと、
興味深かった。

ただ、自分と彼の間に色々な差や違いはあったとしても、
自分の生きてきた時間に誇りには思っているから、
劣等感みたいなものはない。

成功した人には、ある種の直感(霊感)というものがあり、
仕事を受けるも、受けないも。動くか、動かないかも。
その敏感なセンサーのようなもので決断している人が少なくない。

「俺の人生はもうゴールしてしまっているから。お前はこれからだろ」
「俺たちにはあと長くて10年くらいしか最前線で活躍できないんだ。
だから、やりたくないことをやっている時間はないよ」
という言葉が印象的だ。

家庭もあるし、経済的な成功を目指しているのであれば、
確かに彼はゴールしてしまってるのかもしれない。

でも、自分は日本の伝統芸能と同じように、60歳になった頃にやっと
一人前と認められるくらいのことに取り組みたいし、取り組んでいる。

今の自分が表面的なところではなく、魂をしっかりと磨けていて、
そして、輝いて生きているかを客観視すること、
それが自分にとっての人生を生きるセンサーになるのかもしれない。


冬の光の輝きと波にゆられて

himiko


東京湾の日の出桟橋からお台場を往復するJicoo The Floating Bar。
幸運なことに、去年の12月からその船の企画で、ラウンジDJをやらせて頂いている、
ここでのDJは、そこにいる人と風景にあわせて選曲するのが、楽しい。
自分は、踊らせるようなDJはできないので、
内にある思いや考えを言葉にしたくなるような時間をつくれたらと。


詳細は以下。



http://www.jicoofloatingbar.com/news/


2011.1.14 Fri

-DJ-
Yuki Tosaya, buna


■出港時刻
日の出桟橋発着所 20:00 21:00 22:00
お台場海浜公園発着所 20:30 21:30 22:30 
※乗船定員がございます。当日の混雑状況はお電話にてご確認いただけます。 Tel 0120-049-490

料金; floating pass 2,500円
※フローティングパスは船から降りない限り乗り放題です。料金には乗船料とエンターテインメント料が含まれます。
※先着順となります。定員に達し次第締め切りとなります。
※全席自由席となります。(お席のご予約は行っていません)
※男性のサンダルやショートパンツでのご入店は、お断りさせていただいています。
※20歳未満の方のご乗船をご遠慮いただいております。(大人が同伴の場合も含む)



2011 1月中旬 継続は力なり

2743
2743 2010

幸運にも意識の高い人たちに囲まれて仕事ができている。
その中で、自分の未熟さを胃が痛くなるほどに感じている。
今思えば自分が歩んできた環境の中には、生温いところも数多くあったし、
知らず知らずに、それに甘えていた部分も多々あったのだろう。

それに気がつけたことや、自分には創造力でしか、
彼らに太刀打ちできないということを再確認できたことは、
かなりの収穫だろう。

今は制作意欲がかなりあるけれど、その時間をうまく作れていないことで、
強く捩じれた感覚がある。

続けなければいけない。もう、気分に任せて描いたり、
理由をつけて、描かなかったりしていては、
いつまでたってもこの状況から抜け出せないだろう。

自分にはこれしかないのだ。


満月の夜

初詣

年が明けたのがほんの数日前のように思えるが、もう、一月も中旬。
今朝、目が覚めると家の前の公園が雪で白くなっていた。
本格的な冬の到来の合図だ。

季節だけでなく、大きなうねりになるだろう変化の兆しが、あちらこちらで見えている。
決断し、行動する。そんな時期なのかもしれない。
真剣に「それ」と向き合い、全力を尽くしたのであれば、
どの道を選ぼうとも、自分は心から応援する。しなければならないと思う。
例えそれが、自分と違う道だとしても。

何よりも、その道で今よりも多く笑顔でいられることを祈る。


澄んだ空気の中を

sokif"your voice"
design for CD sokif"your voice"

個展の話を頂いているのだけれど、現在、創作活動に集中できる環境ではなく、
断らなければならない。多くの同じような状況に苦しんでいる芸術家の皆さん。
自分から、何かこの状況に対して言えることがあるとしたら、諦めるな。
という一言。この不況も手伝い、心が寒々しくなりがちな中、
芸術が光になれる可能性は計り知れない。そう信じている。

澄んだ空気の中を

九段下の駅で東西線に乗り換える、黄色いMのマークが目に入り、
無償にそのジャンクフードが食べたくなった。
胃痛で消化の良いものしか食べてなかったからか、
または、改善の兆しだろうか。または、ただの馬鹿か。
BGMはAKB。そこでひとりハンバーガーを頬張る。
となりでは大学生らしい女が勉強している。

「何、寂しいの?」
「いや、そんなことないけど」
という男同士の会話が耳に入る。

「それならいいけど」

そこにいる人が皆寂しそうに見えた。

どこかの詩人が、僕らは孤独だ。
しかし、多くの周りの孤独と一緒だ。と言う。

自分は、もういつかのようには孤独は感じない。
恋人たちが手を握り、見つめ合っている。
それでも、やっぱり寂しそうに見えた。

行ったことがないはずの高野山の寺の境内を歩く画像が頭に突然浮かぶ。
"あの"澄んだ空気の中を、本当は歩いていたい。
でも、そういう生活は今世では許されないようだ。

Initialization failed.

2748
2748 (2010)

この体調不良は、年末の忘年会での暴飲暴食と、
単純に疲れが溜まっているんだろう。

やっぱり、この1年、自分を見失っていたのかもしれない。
何枚か絵と呼ぶにはお粗末なものを描いて。
そう、感じた。

体の中にノイズが蓄積されていて、それが邪魔して中心にあるべきものがない。
そんな感覚。それに気がついたら、久々に凹む。

日本の音楽シーンが、英国に比べて20-30年は遅れているのでは?
という意見に英国人の友人が、遅れているというよりは、求められているもの
の違いなのでは。と言われた。これが事実であればもっと頭が痛い。
20-30年経っても状況は変わらないという意味になるからだ。
芸術に関しても、同じことだろう。

このノイズを減らしたところで、どこに行き着くのだろう。
そうも、思うけれど。良い絵を描くには、それを排除していかなければならない。
音楽を止めて、携帯とPCの電源をOFFにするだけでは、足らない。

山にでも籠りたい気分だけれど、そうも行かないのが、難しいところだ。


LEVI'Sとコラボレーション

buna_le

もう、師走ですね。時が経つのが早い。

最近、人前で話すことが増え、
自分が口べただということに気づきました。
それと、季節のせいか思考速度がやけに遅く、
それは自分でも驚くほど。

できれば、冬眠しちゃいたいモードです。

levis-forever

さて、そんな状態ではありますが、
急遽、以下のチャリティーイベントで、
LEVI'Sとコラボレーションをさせて頂くことになりました。
豪華なアーティストに混じって、こっそりと。


http://blog.levi.jp/foreverblue/

3000

2767


こんなギリギリになって決意したことがある。
今年中にドローイング3000枚を突破することだ。

数を闇雲に多く描けば良いものでは無いけれど、
今の自分には、描くリズムを取り戻すことが大切なので、
なるべく1時間でも絵を描く時間をつくるように
心がけている。

そうやって描いた最近の絵から、
自分が確実に成長しているということを
感じる。

まだまだアイデアはあるし、
成長する自信がある。